第2章 訪タイ準備しタイ -vol.010-

こんにちはYKSです!


前回『ワットポー』を備忘録したので

その流れで今回はこちら!


ー ワット・アルン ー

はい、でました。

あの三島由紀夫で有名な暁の寺『ワット・アルン』です!

ワットアルンはワットポーの目と鼻の先なのでセットでの

観光が出来てしまいます!


あと、YKS三島由紀夫の事よく知らないのに

「あの」とか言ってすいません。

でもYKSが生まれる前に割腹自決したのは知っております。


てことで、、

「ワット・ポー」がある所から、チャオプラヤー川を挟んだ対岸にある

『ワット・アルン』です。


― ワット・アルンの歴史 ―

ワットアルンの歴史を辿ると、その歴史はアユタヤ王朝までさかのぼります。

当時はワット・マコークというごくごく普通のお寺だったそうです。


その後、1767年アユタヤ王朝の崩壊後、

タクシン王がトンブリー王朝を開いた際に、

ここを王室寺院とし、名前も『ワット・チェーン』と改め、

ラオス侵略時にタイに持ち帰ったエメラルド仏を本尊

としました。


ちなみに『チェーン』とはタイ語で夜明けの意味だそうです。

直訳は「お寺の夜明け」??ですかね。


その後、ラーマ2世の時代に『ワット・アルン・ラチャターラーム』と名を変え、

ラーマ3世の時代に中央の仏塔を16m→75mへ改修。

現在の『ワット・アルン』という名称になったのは、

トンブリー王朝が滅びた後、

ラーマ4世時代のことです。



― 仏塔 ―

ワットアルンといえば、高くそびえる色とりどりの、5基の仏塔です。

中央の大仏塔の高さは75メートル、台座の周りは234メートルもあります。

その四方に4つの小さな仏塔がありますが、

これはFFでおなじみのシヴァ神が住むヒマラヤのカイラス山を

象っていると言います。


寝釈迦様然り、シヴァ神然り、

タイの歴史とバラモン教(ヒンドゥー教)の繋がりは非常に強いですね。


実際に仏塔の上に登ってみることもでき、

上からはチャオプラヤー川をはじめ辺りを見渡すことのできる

絶景スポットとなります。



― 本堂 ―

仏塔の向かって左には、浅草の仁王像のような

巨大な鬼の像が2体建っており、その間が本堂への入口となります。

この鬼はタイの古典『ラーマキエン物語』に登場する鬼で、

像の高さはおよそ2メートル。


ラーマキエン物語とは日本でいう桃太郎とか

浦島太郎の様にタイで知らない人はいないというくらい有名な昔話です。


気になる方はググるとして、超アバウトなあらすじは・・・

・ アユタヤ国のラーマ王(以下ラ王)とシータ王妃(以下王妃)が

  お家騒動により国を追われ逃げる。

・ 王妃が敵国の羅刹王トッカサンに誘拐される。

・ ラ王、風神の息子、ハマヌーンとかの力を借りて王妃奪還。

  ついでにアユタヤ国に戻って王位も奪還。

・ ラ王、王妃の貞節を疑いだす。

・ 王妃はカンカン、国を出る。

・ だけど王妃、ラ王の子を出産。

・ ラ王の子供が大きくなり、ラ王と戦。

・ ラ王、何故かそれが息子と気が付く。

・ ラ王悔改め、王妃迎えに行く。

・ 王妃、いやいやする。

・ 王妃、地の底の竜神王国まで逃亡。

・ ラ王、善行を積みシヴァ神に仲直りの仲裁をお願い。

・ シヴァ神仲裁により仲直り。

・ めでたし。


おそらく、地の底の竜神王国の鬼では?と

YKSは思っているんですがどうなんでしょう?

違いますか?

その辺知っている人は教えて下さい。


んで、本堂の中には、120体の仏像がずらりと並んだ回廊があり、

本尊には、ラーマ2世の遺骨が納められていると言われています。


急にまじめw


それでは!


【基本情報】

名称:ワットアルン

名称(英):Wat Arun

営業時間:8時〜18時

料金:渡し船2~3バーツ・入場料50バーツ

住所: 34 Arunamarin Rd., WatArun, BangkokYai, Bangkok, 10600

アクセス:ワットポー近くのティアン船着場から渡し船

電話:0-2465-5640

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